教習所に行く途中、自転車を漕いでいたら車とぶつかりかけた。
「うわーーーー!!!!」
という運転手の人の声が聞こえるぐらい至近距離だった。
私も車も急ブレーキを踏んだので事故にはならなかったけど、本当に危なかった。私が、後ろから来る車の行く方向を勘違いして停止せずに進んだのが原因だった。
「申し訳ないです…すみません。」と言うと、コクリと頷いて車は去った。
心臓がものすごい速さで動いている。息ができない。恐怖で完全に力が抜けて、のろのろと自転車を漕いで教習所まで向かう。
そして、はじめて本当の自動車に乗った。恐怖。恐怖。恐怖。
アクセルを踏むのが怖い。
勝手に動くのが怖い。
対向車が怖い。
教官の人に何か言われたら、とりあえずはい、はいと言っていたが、途中からだんだんと声が小さくなって出しにくくなっていった。だけど「あー」とか「間違えた」とか独り言はずっと言っていた。
2時間運転して、心と体が疲れてしまった。
世の中の自動車を運転してる人全員すごすぎないか!?
自動車も自転車も乗りたくない!
徒歩最高!
徒歩々・・・。